馬頭琴 & ホーミー を きこう ( モンゴル地方の音楽 )
   いろいろな国のこと 知ろう 伝えよう 2002年度
ismiloco
ようこそ
 
   
 
 モンゴルから来られている チョーカさんとバルハスさんをお招きして,モンゴルの馬頭琴とホーミーを聴かせてもらいました。  ( いちょう団地近隣の小学校にて )

 
   
もどる すすむ
ismiloco
 トップへ
いろいろな国のこと
 知ろう 伝えよう 

 今年度(2002年)の”馬頭琴を聴こう ふれあい広場”は,モンゴルから留学に来日されている,チョーカ さんと,バルハス さんと,横浜国大 の 黒田先生 をお招きして行いました。

(写真 - 右) 左から,チョーカさん,バルハスさん,黒田先生。

 


 


 


 モンゴルとモンゴル地方のこと,音楽や楽器のことをいろいろ教えてもらいました。

 
 (写真 - 左) モンゴルはどこにあるのかな?

 
 


  モンゴルの音楽と楽器 
     

馬頭琴  

 馬頭琴の演奏を聴きました。
 写真−右 の チョーカ さんが持っているのが馬頭琴です。モンゴル地方の代表的な楽器です。


RealPlayerFile (144kB)
QuickTimeFile (2251kB) 
  <<(注) ファイルサイズ 大>>
 
 



ホーミー と トフショール  

 ホーミー と トフショール の演奏を聴きました。
 ホーミー は口やのどなどの気管を使って音を出すモンゴル地方独特の音楽です。また,写真-右 の バルハス さんが持ってる楽器は トフショール です。ギターのように弦を指ではじいて音を出します。


RealPlayerFile (136kB)
QuickTimeFile (1940kB) 
  <<(注) ファイルサイズ 大>>
 
 





 ムービーを再生するためにはRealPlayerまたはQuickTimeまたはMediaPlayerが必要です。お持ちでない方は以下のサイトをさがしてみてください。

RealPlayer  http://www.jp.real.com/products/player/

QuickTime  http://www.apple.co.jp/quicktime/

   

  馬頭琴(モリンホール)のこと

   馬頭琴(モリンホール)はモンゴル地方に伝わる代表的な楽器です。
 楽器の上のところに馬の頭の形をした飾りがついているのでこのように呼ばれています。
 弾くときは,両足の間に楽器の箱の部分を挟んでチェロのように弦を弓でこすって音を出します。

 モンゴル地方には,馬頭琴がどのようにできたかという言い伝えがたくさんあるそうです。
 日本で有名なのは小学校2年生の教科書にのっている「スーホの白い馬」のお話でしょう。この話は内モンゴル地方に伝わる言い伝えの一つを元にしているようです。
 チョーカ さんに外モンゴル地方に伝わるそんな言い伝えの一つを教えてもらいました。


「ジョノバ」という馬の話 

 広いモンゴルの大地の東の端のほうにある若者が住んでおりました。
 ある日,若者は兵隊に行くことになり,はるか西へ旅に出ました。
 若者はそこで美しい娘と知り合いました。そして二人は恋に落ちました。
 月日は過ぎ,やがて若者は東の故郷に帰る時がきました。
 娘は悲しみました。そして別れるときに若者に一頭の馬を渡しました。
「この馬は夜になると羽を広げ天を翔け一夜に何千里を走ることができます。
 どうか故郷に帰ってからもこの馬に乗って私に会いに来てください。」
 その馬の名前が「ジョノバ」です。
 若者は故郷に帰ってからも娘に言われたように夜になるとジョノバに乗り娘に会いに行きました。
 そんな若者とジョノバのことを近くに住む男が不審に思いました。
 その男はある夜なにがあるのか調べようと思い若者のところに行きしのび込みました。そこにジョノバがいました。
 ジョノバは男がきたとき自分の主人が来たものと勘違いし飛び立とうと羽を広げました。男はびっくりしました。しかし同時に意地悪な気持ちを起こしました。男はジョノバの羽をはさみで切ってしまいました。
 そんなこととは知らず,若者はこの夜もジョノバに乗り出かけようとしました。
 ジョノバも羽を広げいつものように空に上りました。
 しかしその羽ははさみで切られぼろぼろになった羽です。ジョノバはすぐに疲れてしまい,空から落ちてしまいました。そして死んでしまいました。
 若者は悲しみました。そして,ジョノバの皮をはり,頭の形を木でほり,楽器を作りました。そうしてできたのが馬頭琴です。

 
   
もどる すすむ
ismiloco
 トップへ
いろいろな国のこと
 知ろう 伝えよう 
このページの
 上へ