鎌倉 (旧鎌倉郡) の歴史を訪ねて    
    鎌倉    (旧)華頂宮邸  と  (旧)松崎邸和館        
   鎌倉市景観重要建築物指定第29号 国登録有形文化財(建造物) 日本歴史公園100選   
    
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   旧華頂宮邸は、鎌倉を代表する歴史的な西洋建築(洋館)です。
 隣接して置かれている旧松崎邸和館は、歴史的な和風建築です。

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<< アプローチ >> 
 
    JR鎌倉駅から徒歩30〜40分ぐらいです。
 バスを利用する場合は、「浄明寺」バス停が最寄りです。
 「浄明寺」バス停から華の橋を渡り、宅間ヶ谷を進み徒歩5分ほどです。報国寺門前を過ぎ、巡礼古道の分岐を過ぎると見えてきます。
 
         ○ JR鎌倉駅よりバス   [浄明寺]バス停 下車
  << 行き先 >>
     ・鎌倉霊園太刀洗(八幡宮・十二所経由)
     ・金沢八景駅(鎌倉霊園太刀洗経由)
     ・ハイランド循環(八幡宮・岐れ道・泉水橋経由)
 
 
   
 
<< 公開日 >> 
 
         ○ 庭園公開
     月曜・火曜を除く(月曜・火曜が休日の時は翌日が休園日)
      4月〜9月  10:00〜16:00
      10月〜3月  10:00〜15:00
 
         ○ 建物公開
      春と秋の 年2回 ほど
 
 



   旧華頂宮邸(きゅうかちょうのみやてい)    鎌倉          
 旧華頂宮邸は、昭和4年に華頂博信(かちょうひろのぶ)侯爵邸として建てられました。通称「旧華頂宮邸」と呼ばれていますが、華頂夫妻が住まわれたのは数年のみで、その後たびたび所有者が代わり、平成8年に鎌倉市が取得しました。

 外観は、西洋民家に見られるハーフティンバースタイル(柱、粱をそのまま外部に現し、その間を石材、土壁などで填めたもの)で、整然とした感じがします。戦前の洋風住宅建築を代表するものです。
 内部は、広い玄関ホールと階段室が特徴となっています。また大理石のマントルピースが設けられた洋室や、畳敷きの和室も有ります。
     旧華頂宮邸(北側)画像
旧華頂宮邸  北側全景  
 
 建物の南側には、幾何学的な散策路を有するフランス敷庭園が設けられています。その南側に隣接して旧松崎邸和館が建っています。

<<華頂宮家(かちょうのみやけ)>>
 華頂宮家は、伏見宮邦家(ふしみのみやくにいえ)親王第12男子、博經(ひろつね)親王を始祖とし、伏見宮家の分家にあたります。博經親王は明治元年(1868)復飾して一家を創し、知恩院の山号「華頂山」にちなんで華頂宮を称しました。大正15年、博信(ひろのぶ)王が華頂の性を賜り、侯爵を受けられました。
    

旧華頂宮邸 画像 旧華頂宮邸 画像 旧華頂宮邸 画像
旧華頂宮邸 北側 旧華頂宮邸 南側 テラスにて 旧華頂宮邸 南側 全景  
 
     
   
 
     
       
旧華頂宮邸 画像 旧華頂宮邸 画像 旧華頂宮邸 画像
旧華頂宮邸内部 中央階段 旧華頂宮邸内部 マントルピースのある部屋 フランス式庭園と旧松崎邸和館を見る 南方向  
 
     

   旧松崎邸和館(きゅうまつざきていわかん)    鎌倉          
 東京・上大崎の茶室と門を昭和46年に移築したもので、昭和52年には増築が行われました。
 戦前の日本文化をしのばせる貴重な建築物です。
  
       
旧松崎邸和館 画像 旧松崎邸和館 画像 旧松崎邸和館 画像
旧松崎邸和館 門から和館を見る 旧松崎邸和館 茶室 旧松崎邸和館 モクレンの花  
 
     

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