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乱材祭(みざいまつり)は、鎌倉材木座にある五所神社(ごしょじんじゃ)の例大祭です。
威勢のいいお神輿(みこし)お渡りがみどころです。なかでも材木座海岸でお神輿が海に入る海上お渡りが一番のみどころです。 |
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乱材祭 本殿祭 | 乱材祭 お神輿お渡り | 乱材祭 海上お渡り | ||||
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五所神社(ごしょじんじゃ) と 乱材祭(みざいまつり) |
鎌倉材木座にある五所神社は、明治41年(1908)、かつての乱橋村(みだればしむら)と材木座村(ざいもくざむら)が合併したおり,当地の三島神社に、近隣の諏訪・八雲・視女・金毘羅の各神社を合祀したものです。5つの神社が合祀したので五所神社といわれるようになったといいます。
乱材祭は、五所神社の例大祭です。合併前の村名の乱橋村と材木座村の名が乱材祭の名称の故んです。 見どころはお神輿のお渡りです。威勢のいいお神輿が3台町内を渡り、その後、材木座海岸の海へ入る海上お渡りを行います。 毎年6月の初旬、多くは第2日曜日とその前後のあわせて3日間で行われます。 今年(2012年)は、6月9日(土)、10日(日)、12日(火)に以下の日程で行われました。 <<今年(2012年)の日程>> 6月9日(土) 宵宮祭お神輿お渡り 午後6時半より午後9時 6月10日(日) 例大祭本殿祭 午前10時 お神輿お渡り 午前11時より午後5時 海上お渡り 午後3時 見目明神祭お神輿お渡り 午後7時より午後9時 6月12日(火) 三ツ目神楽 午前10時 |
お神輿お渡り 商店街を進む | お神輿お渡り 商店街を進む | 山車を前に進むお神輿 | ||||
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乱材祭 光明寺総門前 | 乱材祭 海岸入り口 | 乱材祭 海へ向うお神輿 | ||||
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<<乱材祭の様子 レポート (2012年)>>
6月10日(日)、乱材祭を見てきましたので、レポートします。 午前10時すぎに、五所神社につくと、参道にはお神輿と子ども神輿が並べてあり、お神輿お渡りの準備がされていました。本殿では本殿祭が行われていて、まわりに遠巻きに見物の人が多くいました。本殿の中はよく見えなかったのですが、祝詞・奉納が行われていたようでした。 午前11時、お神輿お渡りが始まりました。商店街道路(小町大路から続く路)に出ると、水道道方面へ山車(だし)を前に、その後を3台のお神輿と子どもお神輿が続き練り進みました。山車の上ではお囃子が奏でられ、続くお神輿は2台は「どっこい、どっこい」と威勢のいい掛け声とともに上下に激しく動きながら、3台目のお神輿は、古くから伝わる唄(天王謡)に合わせゆったりと左右に揺れ動きながら進みました。 午後は、山車を前に3台の神輿が光明寺を目指す参進です。 午後2時すぎに光明寺総門前につきました。お神輿は門前でしばらく練り合い、その後、住職からお経をいただきました。 その後、お神輿3台のうちの2台から飾りの一部が外されました。海に入るためです。3台目のお神輿は海岸まで一緒にいきますが海には入りません。 材木座海岸へ向け、海岸入り口までもどります。 山車は海岸入り口から先、海岸へは入れないので、お神輿が海上お渡りから戻ってくるまでここで待ちます。 材木座の海岸へは、国道のガード下をくぐります。お神輿は地面スレスレまで下げられ慎重にガード下を進められ海岸へ出されます。 海岸と海岸ぞい道路にはお神輿の海上お渡りを見に見物人が大勢出ていました。 2台のお神輿が海に入り海上お渡りが始まったのは、午後3時半を過ぎていました。しばらく海の中で練り合い、午後4時をだいぶ過ぎたころ、海岸に戻ってきました。 その後、3台のお神輿は商店街を戻っていきました。 |
国道ガード下を進むお神輿 | 材木座海岸とお神輿 | 海上お渡り 海へ入るお神輿 | ||||
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海上お渡り 乱材祭 | 海上お渡り 乱材祭 | 海上お渡り 砂浜へ戻るお神輿 | ||||
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<<動画コーナー>>
乱材祭を動画で紹介します。「どっこい、どっこい」と威勢のいい掛け声、雰囲気が伝わったでしょうが? |
乱材祭 お神輿お渡り | 乱材祭 光明寺門前 | 乱材祭 海上お渡り |
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