鎌倉 (旧鎌倉郡) の歴史を訪ねて    
       天王祭(てんのうさい)       鎌倉 小動神社例大祭       
      
    
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   天王祭(てんのうさい)は、鎌倉腰越にある小動神社(こゆるぎじんじゃ)の例大祭です。
 最終日には、江ノ島八坂神社のお神輿、神幸行列を迎え、合同で腰越商店街を神幸し、大変華やかです。

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       天王祭(てんのうさい)            
       
天王祭 海中渡御 画像 天王祭 海中渡御 画像 天王祭 海中渡御 画像
天王祭 海中渡御 海へ向かう 天王祭 海中渡御 江ノ島を背に 天王祭 海中渡御 江ノ島を背に  
 
     

 天王祭(てんのうさい)は、鎌倉腰越にある小動神社(こゆるぎじんじゃ)の例大祭です。
 7月第1日曜日から第2日曜日にかけて行われます。(古くは、7月7日から14日。)
 最終日は、午前11時ころ、小動神社のお神輿が片瀬の腰越の浜で海に入るお神輿海中渡御が行われます。その後、午後2時ころ、龍口寺前で江ノ島八坂神社からのお神輿、神幸行列を迎えます。そこからは、小動神社のお神輿、お囃子も加わり、小動神社鳥居前まで神幸します。
 かつては、腰越地区五ヶ町の人形山車が勢ぞろいして壮観であったといいます。今は、人形山車は各町内の神酒所近くに置かれ、そこでお囃子を奏で神幸に華をそえています。行列には加わりません。
 神幸は、小動神社鳥居前の参道まで進み、そこで、お神輿2台が並べられ、神主・祭り関係者の方々により祭礼・祭祀が行われます。
  

       
天王祭 画像 天王祭 画像 天王祭 画像
人形 八幡太郎義家,鎌倉権五郎影正 山車 神戸町 人形山車 中原町、土橋町  
 
     

<<天王祭の様子 レポート (2012年)>>
 7月8日(日)、天王祭の最終日の様子をレポートします。
 午前11時すぎ、片瀬海岸には小動神社の神輿がすでに来ていて、まわりには多くの見物の人々も出ていました。
 時折小雨が降る天気でしたが、お神輿海中渡御が始められました。海中のかなり深いところまで行っていました。聞いたところでは、江ノ島の八坂神社のお神輿海中渡御はもっと深いところまで行くそうです。
 11時半頃には、お神輿は浜に上がり、商店街方向に戻っていきました。

 この後、昼頃は、祭りは中休みといった感じで神社も商店街も静かで祭りの日とは思えないぐらいです。
 腰越駅近くに人形が置かれていました。八幡太郎義家(源義家)と鎌倉権五郎影正です。これは神戸町の人形山車に据えられるものです。
 昼をだいぶ過ぎた頃、神戸町の山車が動きお囃子を奏で始めました。このあと、腰越駅近くに置かれ人形も据えられます。
  


天王祭 画像 天王祭 画像 天王祭 画像
龍口寺前にて 八坂神社の神幸を迎える 龍口寺前にて お神輿と江ノ電 腰越商店街 人形山車  
 
     
   
 
     
       
天王祭 画像 天王祭 画像 天王祭 画像
腰越商店街をいく お神輿 腰越商店街をいく 行列 腰越商店街をいく 行列  
 
     
 午後2時ころになると、龍口寺前は、出迎えの人たち、見物の人たちが大勢集まり、人があふれていました。
 やがて、国道、江ノ島駅方向からお囃子が聞こえてきて、江ノ島八坂神社の神幸行列が到着しました。ここからは、腰越のお囃子、小動神社のお神輿も加わって神幸が進みます。
 ここから腰越駅までのしばらくの区間は江ノ電の電車が商店街の道路路面を走ります。時折、電車が来ると、警備、誘導役の人や警察官が神幸の人や見物人を退避誘導します。それもこの祭りの風景でしょう。
 2時間ほどかけ、神幸行列は小動神社鳥居前まできます。ここで、江ノ島八坂神社のお神輿、小動神社のお神輿、2台が並べられ、その前で、神主や祭り関係者の方々で祭礼・祭祀が行われました。
 この後、八坂神社のお神輿、神幸は来た道を江ノ島に向けて戻っていきました。
    
       
天王祭 画像 天王祭 画像 天王祭 画像
腰越商店街 人形山車とお神輿 腰越商店街をいく お神輿 天王祭 祭礼・祭祀  
 
     



<<動画コーナー>>
 天王祭を動画で紹介します。「どっこい、どっこい」と威勢のいい掛け声、お囃子、雰囲気が伝わったでしょうか?
  (2012,7/8)
  
     
 
天王祭 お神輿海中渡御 天王祭 お囃子 神幸  
     
 
天王祭 お神輿神幸 天王祭 お神輿神幸  


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