鎌倉 (旧鎌倉郡) の歴史を訪ねて    
     鎌倉   銭洗弁天 から 佐助稲荷 へ     
   源氏山公園  銭洗弁天 (銭洗弁財天)  宇賀福神社  佐助稲荷神社  佐助ヶ谷  
    
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 佐助稲荷神社 の鳥居 
 
 佐助ヶ谷(さすけがやつ)の名所,銭洗弁天(銭洗弁財天)と佐助稲荷神社をたずねます。
 佐助ヶ谷の道を上ると源氏山公園へ至ります。源氏山公園へコースは他に幾つかありますので,それらと組み合わせて訪れるとよいでしょう。



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  佐助ヶ谷 源氏山 周辺
 
 
  << コース >>   
    JR鎌倉駅が最寄駅になります。鎌倉駅から徒歩での散策に適しています。
 
   ○ 源氏山公園 〜 銭洗弁天 ・ 宇賀福神社       ( 約 200m )  
   ○ 銭洗弁天 ・ 宇賀福神社 〜 佐助稲荷             ( 約 400m )  
   ○ 佐助稲荷 〜 市役所通り                   ( 約 700m )  







 銭洗弁天(ぜにあらいべんてん) ・ 宇賀福神社(うがふくじんじゃ)    銭洗弁天から佐助ヶ谷 へ     
    
   源氏山公園から佐助ヶ谷への道を下りてくると,右手の崖に鳥居のあるトンネルがあります。これをぬけると宇賀福神社の境内です。
 境内には茶店もあり,いつも賑わっています。


銭洗弁天 境内 茶屋の賑わい
 
 
銭洗弁天 (宇賀福神社) へ 入り口    ( 拡大 写真 )
 
    文治元年(1185)巳年巳の月巳の日巳の刻に, 源頼朝の夢枕に老人(宇賀神)が現れ,谷に湧き出る霊水をくんで神仏を祀れば,国が平穏におさまり人々は豊かになると告げたといいます。
 頼朝はお告げに従い神社を建てたといいます。

 

 社殿の脇の洞窟には豊富な水が湧いています。そこが銭洗い水です。
 ここに湧く銭洗水は,鎌倉五名水の一つとされています。
 銭洗い弁天の洞窟から湧く水で金銭を清めると清浄の福銭となり商売繁盛し,災いを避けるといわれています。

 佐助稲荷へは,境内にある茶屋に向かって右手の鳥居の並んだ道をたどるのが近道です。道は僅かに上りますが,すぐ下りになって佐助ヶ谷に下りていきます。
    
銭洗弁天 (洞窟内部)   ( 拡大 写真 )
 



 佐助稲荷(さすけいなり)神社     佐助ヶ谷 へ     
    
     源頼朝が伊豆の蛭ヶ小島にいたころ,夢枕に白髪の老人が現れ「われは鎌倉に住む稲荷なり」といって,平家打倒の挙兵の時を告げたといいます。
 やがて,頼朝は平家を討ち,源氏再興を果たし,隠れ里を探し出し社殿を建てたと伝えられています。
 今は,出世稲荷といわれ,多くの人が訪れています。
佐助稲荷 参道  ( 拡大 写真 )
 
 
佐助稲荷 社殿   ( 拡大 写真 )
 
    佐助ヶ谷の地名の由来は,
 ・上総介,千葉介,常陸介の三介がこの地に住んでいたので三介の谷とよばれ,いつか佐助ヶ谷になった。
 ・頼朝(すけ殿と呼ばれていた)の隠し里で,親衛部隊を住まわせていたから。
 などいい伝えられています。
 

   佐助ヶ谷 から 市役所通りへ  
    
 佐助ヶ谷の道を下っていくと,葛原ヶ岡からの道と合流します。さらに下ると市役所通りにでます。左に行くと鎌倉駅に,右に行くと長谷大谷戸から長谷方面に向かうことができます。
        

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